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オクラの板ずりってどうやるの?板ずりのやり方や理由をチェック

2021.4.10

オクラの板ずりってどうやるの?板ずりのやり方や理由をチェック

ミソシル編集部

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第2のお母さんとなって、育児や家事をサポートする”おせっかいな”ご家庭サポート「東京かあさん」によるWEBメディア『ミソシル』は、働く女性や子育て中のママたちに役立つ情報やニュースをお届けします。

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オクラを使った料理のレシピなどを見ていると「オクラを板ずりする」という下処理法を見たこと、ありますよね。この板ずり、やり方がわからない人にとってはすごく手間がかかりそうなイメージが湧いてしまいます。今回は、オクラの板ずりの基本方法や、板ずりをする理由についてご紹介します。

オクラの板ずりはシンプルで簡単!理由と必要性は?

まずはオクラの板ずりのやり方について説明していきます。やったことのない方は、オクラの板ずりは面倒だと思っている方も多いかもしれませんが、手順自体はとても簡単でシンプルです。

1.まな板の上にオクラを2~3本乗せる

2.小さじ2分の1の塩を上から振る

3.ゴロゴロと10往復ほど転がします。

4.ボウルに入れた水で洗い流す

これでオクラの板ずりは完了です。この基本の板ずり方法はオクラだけでなく、きゅうりやフキなどにも同様に使えるので、覚えておくと便利です。

 

オクラを板ずりする理由は?

調理前にオクラを板ずりする理由としては、表面を滑らかにして食べやすくするという点が挙げられます。オクラは表面に産毛が映えているので、板ずりで産毛を取り除き、口当たりが優しくなるのです。

またオクラやきゅうりなどに板ずりをすると、茹でた後の色を鮮やかにしたり、アクを抜いたりという効果も期待できます。塩をまぶしてゴロゴロ転がすことでオクラに傷がつき、味がしみ込みやすくなるというメリットもありますよ。

 

オクラの板ずりは絶対に必要?

オクラの食べやすさをアップしてくれる板ずりですが、やはり調理前の下処理は手間がかかってしまいますよね。美味しく食べるためのひと手間なので、絶対に必要という訳ではありません。茹でるなどの調理をする場合は、表面の産毛も柔らかくなり、さほど気にならないという意見もあります。

ただし、生でオクラを食べる場合は、加熱調理をする場合と比べて産毛の食感が気になりやすいので、しっかりと板ずりしてから食べるようにしましょう。

 

産毛が指に刺さらない板ずりのやり方は?

オクラを板ずりする際に、産毛が指に刺さってしまって痛い思いをしたことのある方も多いはずです。産毛が刺さるのを防ぐには、オクラが入っているネットに入れたまま塩で揉みこむという方法がおすすめです。

オクラはネットに入って売られていることがほとんどなので、そのネットの上から塩を振って、両手で揉みこめば完了。産毛が手に刺さることもなく、ササっと下処理をすませることができます。

とはいえゴロゴロと転がす板ずりと比べると、産毛の処理具合は甘くなってしまいがちです。完璧に下処理をしたいという方は、まな板の上でしっかりと板ずりすることをおすすめします。

 

オクラの板ずり後の調理はどうする?

オクラの板ずりをした後は、そのまま調理ができる状態になります。ゆでて調理をする場合は、塩を軽く洗い流してそのままお湯の中に入れてOKです。ほどよく残った塩が、ちょうどよいゆで加減に仕上げてくれます。ゆで時間は1分半前後が目安。ただしオクラは生でも食べることができる野菜なので、自分好みのゆで加減で時間を調節してみてください。

ゆで調理をしない場合は、電子レンジでの調理も可能です。オクラのヘタを切り落としてから、1分半ほどレンジで加熱すれば完了。こちらも好みの柔らかさにするためには、火の通り具合をチェックしながら加熱しましょう。

ゆで調理や電子レンジ調理を済ませた後、軽く水洗いをしてから焼くという方法もあります。トースターやフライパンなどで焼き目がつくまで焼き、しょうゆやオリーブオイルなどをかけても美味しく食べられますよ。

 

この記事のここがミソ!

・オクラの板ずりの手順は意外と簡単

・オクラの板ずりはすることで美味しさがアップ

・板ずり不要の簡単な下処理方法もある

オクラの板ずりが難しそうだと感じていた方も、手順さえ覚えてしまえばサッと下処理を済ませることができます。板ずりは絶対に必要な工程という訳ではありませんが、オクラを美味しく調理したいという方には必須です。

ただしサッと下処理をしたいという方は、ネットのままオクラを塩でもむ時短テクニックもぜひ活用してみてください。オクラの簡単下処理方法を覚えて、栄養素たっぷりなオクラをぜひ毎日のレシピに取り入れてみてくださいね。

 

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