2022.4.26
ペットシッターにうさぎの世話を頼める?事前準備や依頼時の注意点を紹介
ペットシッターはうさぎの世話にも対応しています。世話の内容はごはんをあげたりトイレ掃除をしたり、遊んだりとさまざまです。飼い主が不在でも、うさぎが自宅で過ごせたらストレスがかかりにくいですよね。信頼できて安心して任せられるようなペットシッターを探し、うさぎの世話をお願いしましょう。
目次
ペットシッターにお願いできるうさぎの世話の内容について解説します。よくお願いされるうさぎの世話は次の3つです。
・ゲージから出して一緒に遊ぶ
・ご飯や水を交換する
・ゲージ内・トイレの掃除
基本的には犬や猫と同様な世話をお願いできます。では、それぞれの内容を詳しく確認してみましょう。
ペットシッターがうさぎをゲージから出して遊び、ストレス発散させてくれます。うさぎによって、遊び方はさまざまですよね。いつも遊んでいるおもちゃを用意したり、普段の遊び方をペットシッターに事前に伝えるようにしましょう。
ご飯をあげたり水の交換も行ってくれます。いつもあげている牧草やペレットを、時間通りにあげるようにお願いしましょう。また、お皿などの容器の洗浄もペットシッターにお願いしておくと帰宅したときに楽です。
トイレの掃除をお願いすることもできます。うさぎはスプレー行為をして、トイレやケージの外へおしっこをしてしまうときもありますよね。お願いしなくても掃除してくれるとは思いますが、汚れた際はゲージ内や周辺も掃除するよう伝えておきましょう。
普段からエアコンで温度管理をしている場合、温度の調節もペットシッターにお願いすることができます。真夏・真冬はエアコンなどで対策している家庭がほとんどですよね。しかし、春なのに急に暑くなったり、秋でも夕方以降は冷えますよね。急激な温度変化のときは、エアコンを使って温度調整してほしい旨をペットシッターに伝えておくと安心です。
ペットシッターは動物の世話のプロです。そのため、食事中の様子や遊んでいる姿を見るだけで、うさぎの健康状態がわかるケースもあります。うさぎの体調に気になる点があったときは、必ずペットシッターに伝えてください。適切な対応を取ってくれたり、体調を気にかけて世話をしてくれるはずです。
ペットシッターによってはブラッシングをしてくれることもあります。ただし、お願いする会社によって対応してくれないことも。ブラッシングを頼みたい場合は、必ず契約前に確認しましょう。
安心してうさぎの世話をペットシッターに依頼したいなら、事前に飼い主が準備をすることが大切です。やるべきことを紹介します。
適正量のごはんを準備しておきましょう。複数日連続でお願いする場合、いつものご飯の量と異なると、うさぎの身体に負担がかかることがあります。また、遊ぶときなどにおやつをあげているなら、1回の遊びで与える量に合わせて小分けにするのがおすすめです。おやつの食べ過ぎを防ぐことができます。水道水以外のミネラルウォーターなどをあげている場合も、わかりやすい場所に用意しておいてくださいね。
トイレ砂や掃除用具は、わかりやすく取り出しやすい場所に置いておきます。取り出しにくい位置にあると、急いで片付けたいときに間に合わないこともありますからね。外出する前に、いつもの掃除方法を一通り説明しておくと安心です。
うさぎによって好きなおもちゃは異なりますよね。うさぎがストレスなく遊べるように、いつも遊んでるお気に入りのおもちゃを準備してください。おもちゃは事前に洗うなどして清潔に保ち、ペットシッターが世話しやすい状況を準備しておきましょう。
世話の仕方や普段のうさぎの様子を記したメモを渡しましょう。何度もお願いしているペットシッターなら口頭でも問題ありません。しかし、初めてお願いするならメモがあった方が、後から見直せるためペットシッターも安心です。興奮しやすい場面やトイレを失敗しやすいタイミングなど、細かいことまで伝えられるとより良いでしょう。
うさぎの世話をペットシッターに頼むときの注意点を紹介します。
うさぎは小動物に分類されるため、多くのペットシッターで世話をしてもらえるケースも多いです。しかし、中には犬や猫限定などのペットシッターもあります。近さや料金だけでペットシッターを選ぶと、対応してもらえないケースもあるでしょう。事前にうさぎの世話も対応可能か確認してください。
ペットシッターだからと言って、すべての人がうさぎの接し方に慣れているわけではありません。ペットシッターの実績などを事前に確認し、うさぎの世話をしたことがある方に任せましょう。慣れた手つきで世話をしてくれる方なら、うさぎもストレスを感じにくく安心します。
また、ペットシッターは自宅でペットの面倒を見てもらうサービスです。自分が不在のときには、ペットシッターだけが自宅にいて過ごしてもらわなければなりません。そのため、人間的に信用できる人にお願いしましょう。信頼関係ができていないと、トラブルにつながる危険性が高まります。
初めての利用のときから、飼い主が不在でもOKというペットシッターもあります。しかし、初回はなるべく在宅するように心がけましょう。なぜなら、世話の様子やペットとの相性を実際に目で見て確認できるからです。世話の質に問題があったとしても、不在にしているとわかりませんからね。一緒に過ごす中で信頼できる人かを見極めましょう。うさぎが安心できているかをチェックすることも大切なポイントです。慣れてきたら、不在時の世話もお願いすることをおすすめします。
どうしても初回から不在になってしまうというケースもありますよね。そのようなときは、ペットシッターから随時状況を報告してもらうようにしましょう。LINEを交換しておけば、気軽に写真も送ってもらいやすいためおすすめです。
また、ペットの様子をもっと詳しくチェックしたいなら、ペット用カメラの採用をおすすめします。ペットシッターもカメラがあるとわかっていれば、しっかりと世話してくれるはずです。自分が不在時の勤退時間などもチェックできます。ただし、隠し撮りはペットシッターに失礼ですので、カメラを採用する際には必ずその旨を伝えましょう。
ペットシッターとよく比較されるのがペットホテルです。ペットホテルとは、ペットを預かって世話をしてくれる施設のことで、ペットショップや病院に併設されているケースもあります。それぞれの良し悪しを確認し、自分やペットに合っているのはどちらなのかチェックしてみてくださいね。
料金はペットホテルの方が安いケースが多いです。ただし、サービスやオプションの内容などによって、金額は異なります。うさぎを預ける時、金額を抑えたいならペットホテルを選びましょう。
基本的な世話の内容はどちらも変わりません。ただし、トリミングや動物病院に併設されているペットホテルは、ブラッシングや爪切りなども対応してくれるケースもあります。もちろん宿泊費とは別で料金がかかります。預けている間にお手入れをお願いしたいならおすすめです。
対して、ペットシッターは自分のペットに1対1で接してくれます。そのため、世話の内容は濃くなるでしょう。うさぎが遊べる時間を長く確保したい方や、細かな世話を求めるならペットシッターがぴったりでしょう。
うさぎへのストレスは、ペットシッターに世話をお願いした方が少ないです。なぜなら、普段過ごしている環境のまま過ごすことができるからです。ペットホテルに行くと、いつもと違う寝床やトイレを使わなければなりません。また、ゲージにいる時間も比較的長くなります。うさぎは繊細でストレスを感じやすい動物です。ノンストレスで過ごしてもらうためには、自宅で世話をしてもらえるペットシッターをおすすめします。
ペットホテルに預ければ、他人が自宅に入ることが無いためプライバシーは保たれます。ほぼ初対面の人が自宅にいるということに、不安を覚える方も多いでしょう。不在時の世話をペットシッターにお願いするなら、信用できる人にお願いするようにしてください。
利便性はペットシッターの方が高いと言えます。なぜなら、うさぎをホテルまで連れて行く必要が無いからです。宿泊用の荷物などをまとめるのも大変ですよね。自宅なら普段使っているものをそのまま活用してもらえるため楽です。
家事代行サービスは犬や猫の世話をしてくれる会社も多いです。しかし、うさぎの世話は断られるというケースも少なくありません。そもそもペットの世話は受け付けていないという会社もありますからね。ペットシッターは動物の世話を専門としていますが、家事代行サービスはあくまで家事を行うのが仕事です。うさぎの世話を頼むなら、ペットシッターを探すことをおすすめします。
ちなみに「東京かあさん」では、犬や猫などの世話を行っているお母さんもいます。うさぎの世話に関しては、担当してくれるお母さんの了承を得られれば、引き受けることも可能です。人数は多くありませんが、うさぎを飼っていて世話に慣れているお母さんもいます。ただし、エリアによってはうさぎを世話できるお母さんがいない可能性もあるので、ぜひ事前にご相談くださいね。
1泊以上家を空けるときに、うさぎを留守番させるのは気が引けますよね。ぜひ、うさぎとの接し方に慣れていて信頼できるペットシッターを見つけ、世話をお願いしましょう。うさぎが快適に過ごせるようなグッズや環境を事前に準備し、飼い主もうさぎも安心できるように工夫してくださいね。