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ベビーシッターの給料はどのくらい?保育士などの給料&収入UP術もチェック

2022.3.28

ベビーシッターの給料はどのくらい?保育士などの給料&収入UP術もチェック

ゆずぽんず

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ゆずぽんず

知育オタクの私、筋トレ奮闘中の夫、元気すぎる娘、元野良のにゃんこの3人+1匹家族。お掃除大好き!いつでも人を呼べる家を目指して、毎日せっせと断捨離と掃除に取り組んでいます!

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最近では、女性の社会進出に伴ってベビーシッターの需要が増加しています。みなさんのなかにも、ベビーシッターになりたいと考えている方がいるかもしれませんね。そこで今回は、ベビーシッターにまつわる給料面や働き方について詳しくご紹介します!ほかの子ども関係の職業との比較も、あわせてチェックしましょう!

ベビーシッターの平均給料は?正社員以外は時給制がメイン◎

ひとくちに「ベビーシッター」といっても、働き方はさまざま。それによって、給料事情も異なります。ここでは、主に3つのパターンに分けてご紹介しましょう。

正社員の給料

ベビーシッターをメインとする正社員の求人は、非常に少ないのが現状です。そのぶん倍率は高くなりやすいですが、固定給で安定感がある点が魅力的! なかには、昇給やボーナスなどの制度がある企業も見受けられます。

固定給の場合、給料の相場は16万円〜20万円ほど。年収にすると、300万円ほどとなります。

登録会社を介した場合の給料

ベビーシッターの登録会社に所属しておき、依頼がきたら働くというパターンです。勤務場所や時間などの希望を伝えられるので、条件に合った依頼がくる可能性があります。ただし、登録してもすぐ仕事がもらえるとは限りません。

雇用体系は登録会社によって異なりますが、契約社員・パート・アルバイトのいずれかであることがほとんど。給料は時給制であるケースが多く、アルバイト・パートの時給は1,000円〜1,500円ほどが相場です。

一方、最近では固定給制度を実施している登録会社も見受けられるようになりました。雇用体系や給料の規定は会社ごとに異なるため、自分にあったところを選びましょう。

個人事業主の給料

登録会社に仲介してもらうのではなく、利用者と直接契約をして個人事業主(フリーランス)として働く方法もあります。この働き方のメリットは、利用者からもらった利用料がそのまま収入となる点。ベビーシッターの1時間あたりの平均利用料は2,000円ほどなので、それがご自身の時給となります

ただし、登録会社に所属する場合と同じく、安定して依頼がくるとは限りません。自分でお客さんを探す、契約の手続きをするといった作業をする必要もあります。

勤務地や応募内容に注目!給料に影響する2つの要素

上記はベビーシッターの給料の全国平均になっており、実際は「勤務地域」と「募集要項」によって異なります。ここでは、その具体的な差をみてみましょう。なお、給与の上乗せが期待できる資格に関してはのちほどご紹介しますね。

勤務地

ベビーシッターの給与は、地域によって差があります。平均年収が最も高い地域は「九州・沖縄」の約449万円、最も低いのは「中部・北陸」の約344万円という結果に。勤務する地域によって、最大で約100万円以上もの違いがあるようです。

主婦or新卒のどちらか

求人の募集条件によっても、平均年収に差がみられます。多く見られるのが、「主婦」と「新卒」を分けているケース。主婦の平均年収は約337万円、新卒は約383万円です。

(参考)https://www.brush-up.jp/guide/sc36/salary

ベビーシッターとの違いは?他業種の給料と比較

このように、正社員なら年収300万円ほど、登録会社の所属なら時給1,000円〜1,500円、個人事業主なら時給2,000円が目安となります。この数字を見て、「これって、子どものお世話をするほかの職業と比べてどうなの?」と疑問に感じた方もいることでしょう。

そこで、子ども関連の代表的な職業である「保育士」と「幼稚園教諭」の給料面もチェックしていきます! なお、両者のデータは厚生労働省の「令和元年 賃金構造基本統計調査」をもとにしたものです。

保育士

主に保育所などで、幼児の保育をおこなう保育士。厚生労働大臣指定の学校・施設で決められた科目を修得して卒業、または都道府県知事が実施する保育士試験に合格することが条件です。

平均月給は約24万円、ボーナスは約70万円で、年収にすると約363万円となっています。メディアなどで給料の安さが話題になったことが影響し、現在は金額が見直されつつある傾向に。平成29年度のデータと比べ、平均年収は約21万円もアップしていますよ。

幼稚園教諭

幼稚園教諭の主な仕事は、3歳から就学前の幼児に教育をおこなうこと。大学院・大学・短大・専門学校などで幼稚園教諭免許状を取得する必要があります。

幼稚園教諭の平均月給は約24万円、ボーナスが約74万円で、年収にすると約367万円となっています。保育士の給与と比較すると、わずかに幼稚園教諭が上回っていますね。

収入UPを目指せる!ベビーシッターが給料を増やすヒント

こうみると、ベビーシッターの給与は保育士や幼稚園教諭よりやや下回っているのが現状のようです。とはいえ、これはあくまでも平均的な金額。同じベビーシッターでも、働き方やアピールポイント次第で収入アップを目指せますよ!

ベビーシッター業界は経験重視

ベビーシッターをするうえで重要視されるのは、これまで培った「経験」です。長年務めることで指名が増えたり、病児シッターを任されたりすることも。こうした依頼は手当が付くので、通常より高い給料が期待できます。

時間外サービスで給料UP

ベビーシッターは早朝や深夜の依頼に対応できる場合、時間外手当が加算されます。子どもを寝かせた後は遊び相手などをする必要がないので、日中とは違った対応をすることに。このような時間帯の勤務を希望する方は、個人事業主として活動するか、時間外サービスに対応した会社を選びましょう。

得意なことをアピールする

英語が堪能である、ピアノを演奏できるといった特技がある場合、追加で手当が発生する可能性があります。最近では、プログラミング指導やモンテッソーリ教育を希望する方も増加傾向に。依頼者にとっては、「習い事の送迎の手間や費用が省ける」「子どもにとって有意義な時間になる」といった多くのメリットがあります。

ベビーシッターに適した資格を取得する

基本的に、ベビーシッターになるために必要は資格はとくにありません。しかし、資格があれば優遇されやすく、依頼数のアップや手当が期待できます

たとえば、保育士の資格や幼稚園教諭の免許状があれば、育児や教育に関する知識や経験のアピールに。看護師の資格があれば、病児シッターなどに対応できます。

そのほか、公益社団法人全国保育サービス協会(ACSA)が運営する「認定ベビーシッター資格」や、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が運営する「ベビーシッター資格」といった資格も。取得しておけば、依頼者からの信頼に繋がるでしょう。

気分は本物のおばあちゃん◎子どもが好きなら東京かあさんへ!

正社員やフルタイムでの仕事は狭き門であるものの、登録制や個人事業主だと柔軟な働き方ができるベビーシッター。平均年収はそこまで高くありませんが、資格が必要ない、都合のいいタイミングで働けるといった強みがあります。

「東京かあさん」でも、子どもが大好きな人がたくさん活動しています。家事もこなすお母さんのような存在なので、子どもがお昼寝している間に家事したり、近所の保育園に迎えに行ったりする場面も。特別な資格は必要なく、「子どもと遊ぶのが大好き!」「子育ての経験がある」というだけで十分です!

専任制なので、お子さんの成長をずっと見守れるのもポイント! 何度も顔を合わせているうちに、お子さんとの距離がどんどん縮まっていくはずです。子どもが大好きな方は、ぜひ東京かあさんで依頼者の「お母さん」に、そしてお子さんの「おばあちゃん」になってみてくださいね!

1分でわかる!東京かあさんってこんなサービス

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