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窓の結露でカーテンにカビ!正しいシミの落とし方と結露対策

2021.1.28

窓の結露でカーテンにカビ!正しいシミの落とし方と結露対策

ミソシル編集部

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冬になると悩まされるのが、窓やサッシに現われる厄介な結露。結露を長時間放置してしまうと、カーテンにカビが発生するだけでなく、身体に悪影響を及ぼすため、健康被害が懸念されます。そこで、今回は窓の結露でお困りの方に向けて、その予防策や発生してしまったカビへの対処法などを詳しく解説していきます。

カーテンがびしょびしょ。窓に結露ができる仕組みって?

結露とは、冷えた物体の表面によって、空気中の水蒸気が冷やされ水滴となって付着する現象を指します。これは、乾いたグラスに冷えたビールを注ぎ込んだ時、グラスの表面に水滴が付くのと全く同じ原理です。

外の温度が下がる冬は、窓やサッシが冷やされてしまいます。ビールで冷やされたグラスと同じ状態です。しかし、部屋の中はエアコンなどで暖かくなっているので、室内外の温度差が大きくなった結果、室内側の空気中の水蒸気がガラスについて結露となります。

窓の結露を放置するとカーテンなどのカビの原因に

サッシや床

窓の結露を放置していると、表面の水滴が徐々に下へ流れ落ち、サッシや床の上に溜まっていきます。濡れた状態が続くと、サッシや床が傷んでしまうだけでなく、湿ったところからカビが発生します。

カーテン

特にカーテンは窓との距離が最も近いので、結露の影響をダイレクトに受けてしまいます。衣類と同様、カビが発生しやすくなる条件である「栄養(繊維素材)」「水分」「温度」が揃っているので、気がついたらカビがあっという間に増殖していることも。

家具やエアコン

カビは、成長すると空気中に胞子を飛散させ、ほこりや水蒸気などに付着して空気中を移動します。 結果、カーテンに限らず家具や壁、床、エアコンなどといった部屋中のあらゆる物に付着し、増殖していくのです。

カビは悪臭を放ち、景観を害するだけでなく、ぜん息などアレルギーを誘発し、人体に対して悪い影響を及ぼすリスクもあります。

カーテンのカビを未然に防ぐ!おすすめ結露対策9つ

結露によってカビが発生するのを防ぐには、次の9つの方法が効果的です。

◉部屋の換気をこまめにし、部屋の湿気を逃がす

窓周りを掃除して清潔にしておく

◉室内は加湿し過ぎず適度な湿度を保つ。(50%以下)

◉家具と壁の間に5~10cm程度隙間をもうける

◉窓に断熱シートや気泡緩衝材を貼る

◉天気のよい日にカーテンを風にあてて乾燥させる

◉カーテンには除菌スプレーを、窓には結露対策スプレーを使用する

定期的にカーテンを洗濯、もしくはクリーニングに出す

◉断熱効果のあるミラーレースカーテンがおすすめ

 

結露カビによるカーテンのシミをきれいに落とす方法

カビによってカーテンについてしまったシミを落とすには、どうすればいいのでしょうか。カビには「粉っぽい緑色のカビ」と「頑固な黒カビ」の2種類あり、それぞれに応じたケアが必要です。

手順1:カビの下処理

・粉っぽい緑色のカビの場合

表面だけに付着している粉っぽい緑色のカビは、あらかじめ軽く叩き落としておきます。その際、カビの菌を散乱させてしまうと、他の場所に付着しカビを発生させてしまいます。外に持ち出して作業すれば、汚れが室内に散乱する心配はありません。

さらに、カビが再発生するリスクに備え、殺菌効果の高い消毒用エタノールで拭き取っておくこともおすすめです。

・頑固な黒カビの場合

叩き落とすことのできない根深い黒カビは、事前に「カビ抜き」の処理を行います。中性洗剤や酸素系漂白剤を染み込ませたタオルでカーテンの汚れを軽く押さえていけばOKです。ただし、色落ちが心配な生地の場合は、クリーニングに出す方が安心でしょう。

力強く拭いたり、こすったりしてしまうと、生地が損傷しかねませんので、軽くトントン叩くように溶剤を染み込ませてください。シミが小さい場合には、より細かな所まで薬剤を浸透させることができるよう、綿棒や歯ブラシを使うと作業効率が上がります。

・さらに頑固な場合

浴槽などにお湯を溜めて、つけ置きしてから洗濯するのも、なおいっそうシミ抜きの効果が期待されます。 溶剤を混ぜてつけ置きも効果が望めますが、漂白剤に長時間浸けておくと色落ちする危険性があるので、注意して様子を見るようにしてください。

手順2:洗濯機で洗う

カビの種類を問わず、シミを落とすのには塩素系漂白剤を使います。塩素系漂白剤は、カビの色素を分解・漂白する作用やカビそのものを消毒・殺菌するのに効力を発揮するからです。

<洗濯前に生地の表示をチェック!>

カーテンの洗濯表示が「洗濯機」「手洗い」「塩素系および酸素系の漂白」いずれもOKとなっている素材のみ洗濯機で洗ってください。

「水洗い不可」「ドライ」の表示があるカーテンは、自宅で洗濯せず、クリーニングに出す必要があります。水洗い不可のカーテンを洗濯機うと、色落ち、縮みの原因になります。生地が特殊な繊維で加工されているようなカーテンについては、自宅で手を加えず、クリーニング店へ相談するようにしましょう。

 

この記事のここがミソ!

・結露は放っておくとカビの原因になる。

・換気や掃除など、結露を起こさないための工夫が大切。

・カビてしまったカーテンは、水洗いマークがついていれば自宅で洗濯可能。

結露自体は単なる水滴であるため、すぐさま人体や環境に害を与えるわけではありません。しかし、ひとたびカビが発生すると事態は一変。家中のいたるところで増殖し、部屋を汚した上、健康に深刻な影響を及ぼします。

だからこそ「結露させない」「結露を放置しない」ことが大切です。本記事を参考に、結露やカビの問題を解決し、快適で健やかな暮らしを実現してみてくださいね。

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ミソシル編集部

第2のお母さんとなって、育児や家事をサポートする”おせっかいな”ご家庭サポート「東京かあさん」によるWEBメディア『ミソシル』は、働く女性や子育て中のママたちに役立つ情報やニュースをお届けします。