2022.10.21
掃除のベストな頻度は?目安の回数&掃除のポイントをご紹介!
毎日、仕事や家事に追われていると、定期的な掃除をするのも大変になってきますよね。「他の家庭ではどのくらい掃除をしているのだろう」「効率よく掃除できるコツが知りたい」など、よそのご家庭の平均的な掃除頻度や、掃除を楽にするコツを知りたいという方も多いはずです。そこで、ライフスタイルや場所別の掃除頻度や、ズボラでもOKな掃除を楽にするコツを解説。ベストな掃除頻度、やり方を見つけて、掃除の負担を軽くしましょう。
目次
一人暮らしから共働き、専業主婦・主夫まで、ライフスタイルが変われば、必要な掃除の頻度も変わります。自分が掃除を行う頻度の目安にもなる、ライフスタイルごとの掃除頻度をみてきましょう。
一人暮らしの方は、日中仕事をしていて、夜に帰宅するため、家事や掃除の頻度は少なくなりがちです。しかし、数日間掃除しないだけでも、ホコリや塵は溜まってしまいます。
仕事のある日のうち2~3日は簡単な掃除、休日に水回りも含めた家全体を掃除するようにすると、家全体を清潔な状態に保てますよ。
セキスイハイムによる「共働き家族の暮らしと意識に関する調査」によると、共働き世帯の平均的な掃除頻度は週1~2回でした。男女とも、平日は家事にかけられる時間が少ないため、休日にまとめて掃除する方も多いようです。
忙しく掃除頻度を増やしにくい共働き世帯では、掃除の役割分担をすることで効率的に掃除ができます。まずは、パートナーと家事分担を相談して、お互いの負担を軽くすることから始めるのがおすすめです。
LIMIAの掃除の頻度を調査するアンケートによると、専業主婦・主夫の半数以上が毎日掃除をしていると回答。ただし、人によっては掃除する場所を日にちごとに決めていたり、週に2~3回と答えたりしています。
また、乳児がいる家庭や、世帯人数の多い家庭の掃除頻度は増えがちです。世帯ごとの状態によって掃除頻度は変わるため、よその家庭と比較せず、自分の家庭で必要な頻度の掃除を心がけましょう。
掃除の頻度は家の中の部屋ごとにも異なります。理由は、部屋の用途や利用頻度、汚れの種類がそれぞれ異なるためです。それぞれのベストな掃除頻度と、掃除を楽にできるコツに注目してみましょう。
リビングは、部屋の中でも人が出入りする機会が多い場所です。ホコリも舞いやすく、玄関からの花粉や塵も入り込みやすくなっています。できれば毎日の掃除が好ましいですが、忙しいときは週に2~3回の頻度で掃除しましょう。
特に乳児や幼児がいる家庭では、リビングで過ごす時間が長いため、こまめな掃除が必要です。
また、掃除を効率的に行うなら、粘着ローラー、ウエットシート、お掃除ロボットのようなアイテムも活用しましょう。上記のようなアイテムで週に数回掃除しておけば、毎日掃除機をかけなくて済みますよ。
寝室は布製品が多く、ホコリや髪の毛のような汚れが溜まりやすい場所です。ただ、リビングに比べるとそこまで出入りが多いわけではないため、週1回の頻度でお掃除するがおすすめです。
寝室掃除の際は、ベットの下のホコリなど、見えない部分のホコリに注意。シーツや布団についた髪の毛やホコリは、粘着シートを使うとサクッと掃除できます。
外と直接繋がっている玄関は、ホコリ、塵、砂や泥、花粉などで汚れやすい場所です。砂や泥のように大きな汚れも多い場所なので、週に1回を目安に掃き掃除、月に1~2回を目安に拭き掃除しましょう。
また、玄関は汚れの他にニオイも気になる場所です。特に靴箱は湿気が籠もるため、定期的な換気や消臭剤の設置をおすすめします。靴箱の中を拭き掃除したり、靴を天日干ししたりするのも、ニオイ対策として有効です。
屋外にあるベランダには、砂や泥、ホコリや花粉などの汚れが溜まっていきます。掃除する頻度の目安は月に1回ほどです。
掃除する際は、掃き掃除だけでなく、手すりや室外機を拭き掃除するのもポイント。拭き掃除は古雑巾を使えばOKなので、いらなくなった雑巾を処分したいタイミングで行うのもおすすめです。
水回りは湿気が多く、水垢など、水回り特有の汚れが発生します。放置すると落ちにくくなる汚れもあるため、場所ごとに適度な頻度での掃除が必要です。
それぞれの掃除のコツと合わせて、適切な頻度をみていきましょう。
トイレは汚れが付きやすい場所のため、汚れが目立ったときに、毎回軽くブラシなどで掃除しましょう。そのため、ブラシは常にトイレの中の手が届く場所に置いておくのがおすすめです。ウェットシートがあれば、トイレの床や壁に飛んでいる汚れを掃除するのに便利ですよ。
定期的に掃除している場合、念入りに掃除するのは週1回ほどが適切な頻度です。また、タンクがある家庭では、月に1回はタンク用の洗浄剤でタンク内を洗浄しましょう。
料理でほぼ毎日使用するキッチンは、汚れが溜まりやすい場所です。水垢や食べ物の汚れ、油汚れなど、頑固な汚れが多い場所なので、使用した後、毎回軽く拭き掃除する習慣をつけましょう。目立った汚れをすぐに落としておけば、念入りな掃除は週に1回ほどでOKです。
シンクの水垢には洗剤、コンロの油汚れには重槽やセスキ炭酸ソーダなど、落としたい汚れにあったアイテムも使うのも掃除のコツです。
ほぼ毎日利用するお風呂場。浴槽なら、垢や皮脂汚れを軽く洗い流し、床は出るときにさっとシャワーで洗い流す程度の軽い清掃を使用するたびに行うのがおすすめです。
壁やシンク内を掃除するような全体的な掃除は、週に1回が目安です。また、月に1回は、排水口や換気扇のお手入れも忘れずにしましょう。
家電は、定期的に掃除しないとトラブルや不具合にも繋がります。種類によっては、効きが良くなるようなメリットもあるため、適切な頻度で掃除することが大切です。
定期的に利用する洗濯機には、気づくとホコリや汚れが蓄積されています。洗濯機の外側、洗濯槽は、1ヶ月~2ヶ月に1回は、掃除するようにしましょう。
洗濯槽の清掃は、専用の洗剤を入れて、洗濯機を回すだけ。機種によっては洗浄コース付きのものもあるため、自宅の洗濯機を確認しましょう。
また、洗濯機内部の糸くずフィルターや乾燥フィルターもゴミが溜まりやすいポイントです。こちらは、使うたびにこまめにゴミを取り除くようにしましょう。
エアコンの清掃を怠るとカビやホコリの発生源となります。フィルター掃除は月に1~2回、内部の清掃は年に1~2回行いましょう。フィルター掃除は掃除機でフィルターのゴミを吸い取るだけなので、部屋掃除のついでに行いましょう。
ちなみに、内部清掃は手が届かない部分も多いため、プロに頼むのがおすすめ。短時間で手間なくエアコンを洗浄できます。
掃除機の掃除頻度は、タイプによって異なります。集塵方法が、紙パック式の場合、紙パックにホコリが溜まってきた頃、ダストカップにホコリが溜まるタイプなら、使用するたびにこまめなごみ捨てをしましょう。
また、掃除機のフィルターやヘッドも月1回程度の掃除が必要です。水洗い可なら水洗い、できない場合は、ブラシやピンセットでホコリを取り除きましょう。
場所や製品ごとの適切な掃除頻度を紹介してきましたが、「本当なら掃除をしたくない」と思っている方も多いですよね。そこでズボラでもOKな掃除頻度を少なくする方法をご紹介。
特に、空いた時間をリラックスや息抜きに使いたい方には必見です。
掃除の頻度や効率を見直す時、家電の買い替えは有効な手段です。例えば、部屋の掃除をしてくれるお掃除ロボットを購入すれば、自分が掃除する頻度を減らせます。
また、それぞれの家電の最新型をチェックするのもおすすめです。エアコンなら自動クリーニング機能付き、掃除機なら軽量でパワフルなものを選べば、掃除の手間が省けたり、負担が軽くなったりしますよ。
汚れに合った洗剤や、汚れが付くのを予防してくれるような便利グッズがあれば、掃除の頻度をグッと減らせます。
トイレのタンク内に入れるだけの洗浄剤や、お風呂の天井に貼るだけでカビの発生を抑えてくれるようなアイテムなど、手間なく使える製品も豊富です。特定の汚れや掃除場所に特化したアイテムも、掃除を効率化してくれます。
100円均一やホームセンター等で、便利なアイテムは購入できるので、気になるものがあればチェックしておきましょう。
掃除頻度を減らしたり、掃除を楽にしたりするのに効果的なのが、収納を増やすことです。ものを収納して、床や机にものが置かれていない状態を作れば、軽い掃除機がけやテーブル拭きをサクッとできるようになります。
日常的なこまめな掃除は、時間をかけて行う掃除の頻度を減らすことにも繋がりますよ。収納場所を増やすときは、不要なものの「整理」、使いやすい状態に配置する「収納」、使い終わったものを正しく戻す「整頓」の3つを意識すると、うまく収納場所を確保できます。
家事の中でも頻度の多い掃除は、人の手を借りるのもおすすめです。家事代行サービスに掃除を依頼すれば、掃除や家事をしていたときの、肉体的、精神的な負担が軽くなります。
また、家事代行サービスは業者によって特徴が異なります。オフィスの清掃も手掛けている「ダスキン」、家事代行に留まらない幅広いサポートを受けられる「東京かあさん」など、自分にあったサービスを見つけるのも利用のポイントです。
「東京かあさん」は、家事代行に留まらないサポートが魅力的なサービスです。利用者の第二のお母さんのように親身な提案型のサポートは、掃除頻度を減らすだけでなく、心をほっこりとさせてくれます。
1回あたりの訪問時間に応じて選べる3つのコースは、訪問時間が長くなるほどお得に。従量料金制で月の中で1回あたり1時間以上、月合計8時間以上なら、自由な組み合わせで定期スケジュールを組めるため、自分の都合に合わせて利用しやすいのが魅力的です。
また、基本的に担当が続く専任制なのも安心できるポイントです。