2022.2.16
ベビーシッター関連の資格や種類とは?取得方法やより有利になる資格を解説
ベビーシッターの仕事は、大切なお子さんを預かること。「ベビーシッターに興味があるけど、それなりの資格が必要なのでは」と気になっている方も多いのではないでしょうか。ここでは、ベビーシッターの仕事に活かせる資格の種類や、無資格でも活躍するヒントをご紹介!すでにベビーシッターとして仕事中の方も、スキルアップの参考にしてくださいね。
目次
ちょっと意外かもしれませんが、ベビーシッターという仕事に資格は必要ありません。ではここで、実際にベビーシッターとして働く主な手段をみてみましょう。
・ベビーシッターの派遣会社に登録する
・マッチングサービスなどで個人契約する
・託児施設などの求人に応募する
・個人事業主(フリーランス)として活動する
いずれのパターンにおいても、とくに必須の資格はナシ。言ってしまえば、誰でもベビーシッターになることができます。
しかし、実際に依頼を受けるには、子どもに関する経験や知識が重要視されます。働くうえで必須ではないものの、資格があると信頼度が高まり有利に! 資格の勉強をするなかで多くの知識も得られるので、取得を目指しておいて損はありませんよ。
「なにも資格がない!」という方は、まずベビーシッターの仕事に直結する資格をチェックしてみては。数ある種類の中でも、代表的なものをみてみましょう。
実務経験がなくても受験資格を得られるため、ベビーシッターを目指している方にピッタリ。指定の認定教育機関で教育カリキュラムを修了し、試験に合格すれば取得できます。
教育カリキュラムの受講期間は4ヶ月ほどで、テキストを見ながら自宅受験ができるのもポイント。70%以上の正答率で合格となり、子育てや教育における知識を証明することができます。
「ベビーシッター資格」と同じく、実務経験がない方も受験できる種類の資格です。通信もしくは通学でベビーシッター養成講座のカリキュラムを修了し、指定会場で行なわれる試験で得点率が90%を超えれば合格! テキストの持ち込みが可能かつ難易度が易しめなので、初めてベビーシッター関連の資格に挑戦する方にオススメです。
ベビーシッターの実務経験が求められることもあり、知名度が高い資格のひとつ。勤務年数や勤務時間は問われませんが、ベビーシッター・保育ママ・ファミサポなどで仕事をした実務経験証明書が必要となります。なお、事業者の押印が必須で、自己申告はNGです。
加えて、協会が主催する研修を修了し、指定会場で開催される試験を受けて合格する必要があります。試験会場は、東京・大阪・名古屋など。他の資格に比べてハードルが高く感じられますが、そのぶん大きなアピールポイントになるでしょう。
ちなみに東京かあさんでは、取得条件の1つに該当する「居宅訪問型保育基礎研修」の受講をサポートしています! テキスト代は運営持ちなので、お財布の負担が軽くなって嬉しいと評判◎ 実務経験の積み重ねと研修をWで進められるので、効率よく資格取得を目指すことができますよ!
手軽にベビーシッター関連の資格に挑戦したい方は、通信教育の受講によって資格を取得するという手もあります。
ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」では、ベビーシッター講座を受講して「日本チャイルドマインディング&エデュケア協会認定ベビーシッター」の資格を得ることができます。
添削課題で所定の成績を収める必要がありますが、ハードルはそこまで高くありません。DVDやeラーニングで学べるので、働いている方や主婦の方がすきま時間を活用しながら学べるのも嬉しいですね。
ベビーシッターには国家資格がないぶん、子どもに関連する資格や免許があれば優遇されます。とくに以下のようなものは依頼者から注目されやすいため、依頼数や給与のアップが期待できます。ベビーシッターの登録や応募をする際は、ぜひ取得しておきましょう。
依頼者のなかには、保育士や幼稚園教諭、小学校教諭といった免許をもつベビーシッターを希望する方も多く見受けられます。なかには「免許はあるが、あえて勤務時間に縛られにくいベビーシッターで働いている」という人も。また、託児施設などの求人に応募する場合、これらの免許保持者を給与面や採用条件において優遇しているケースもあります。
看護師や助産師といった医療従事者は、一部の医療行為が可能かつ専門知識があるため、病児保育において重宝される存在です。病児保育で預かるのは、体調不良や怪我により登園・登校ができない、病み上がりでこまめに様子を見ないといけない、障害などにより専門的なケアが必要などのケース。給与面も、通常のベビーシッターより高い傾向がみられます。
上述してきたような、ベビーシッター関連の資格を取得しておけば、ベビーシッターとして働くうえで多くのメリットが得られます。依頼者だけでなくご自身のためにも、積極的に挑戦したいですね!
実際の保育現場では、「なにをやっても子どもが泣き止まない」「歯磨きを嫌がってしまう」といった予想外の出来事が発生することも珍しくありません。こうしたアクシデント発生時の正しい対処法を資格取得を通して知っておけば、その場で適切な判断や行動をすることができます。保育中に「どうすればいいの!?」とストレスを感じる回数も抑えられるでしょう。
依頼者の方は、お子さんの反応をよく観察しています。ベビーシッターに任せたあと、わが子が満足そうな様子なら「またあの人にお願いしたい!」と思うはず。子どもとの接し方を学んで楽しい保育時間を過ごすことで、顧客満足度がアップしてリピーターの獲得に繋がるでしょう。
子どもの怪我や病気について把握しておけば、「ここに頭をぶつけて怪我をしてしまうかも」「機嫌が悪いのは体調不良が原因かも」と気が付きやすくなります。また、応急処置の知識を身につけておけば、万が一のときに適切な対応ができるというメリットも。こうした部分は、仕事上だけでなくプライベートでも役立ちますよ。
仕事を終えた後は、その日の保育内容や出来事などを報告書にまとめて提出します。知らせるべき情報やを具体的に書く技術を、資格取得を通して学んでおけば報告書がスムーズに書けるように。作成にかかる時間を短縮できるうえ、依頼者の安心感にも繋がります。
ベビーシッターの派遣会社に登録するにしろ、フリーランスとして活動するにしろ、どのくらい依頼がくるかは人それぞれ。資格や免許があれば、「信頼できそうなあなたに預かってもらいたい」「相場以上の金額でお願いしたい」と嬉しい声がかかる可能性が高まります。
応募できる求人の種類の幅を広げるためにも、ベビーシッター関連資格の取得はおすすめです。
「やっぱり無資格でベビーシッターとして働くのは不利なのかな…」と悩む必要はありません。たとえ資格がなくても、やり方次第では有利に働くこともできますよ!
個人事業主(フリーランス)としてベビーシッターをする場合、無資格・未経験だとどうしてもライバルたちと比較されてしまいます。そのため、依頼がこない時期が長引く恐れも。ようやく依頼をゲットできたとしても、慣れない保育現場でアタフタしてしまうかもしれません。
一方、ベビーシッターの派遣会社に登録しておくと、勤務地や勤務時間などの条件がマッチした人を紹介してもらえる可能性があります。さらに、会社によっては研修を実施しているところも。知識を身につけながら経験を積むことができるため、まずはアルバイトやパートとしてスタートするのがオススメです。
一見ベビーシッターと関係がなさそうな特技でも、サービスに付加価値を付けることができるかもしれません。たとえば、英語で保育を行う英語シッター。「英語で読み聞かせや遊び相手をしてほしい」「自宅で簡単な英会話レッスンをしてほしい」といった需要があるため、オプションとして相場以上の収入を狙えます。
ほかにも、ピアノの腕前に自信がある方は保育中に個別レッスンをしたり、体操経験者の方は遊びの中で体の動かし方を指導したり。いろんな活かし方があるので、スキルがある方は自己紹介の際に披露しましょう!
知識の証としてアピールできる、自分の自信になる、保育中に適切な判断ができるなど、資格があれば多くのメリットを得ることができます。とはいえ、ベビーシッターに関する経験と知識を示せるのは、資格の有無だけではありません。
実際のところ、東京かあさんではベビーシッターとして引っ張りだこのお母さんたちが活躍しています!お母さんのメイン層は、子育てを終えたシニア世代の方たち。「これといった資格はないけど、子育て経験なら豊富よ!」「よく孫の遊び相手をしているわ!」という方々が、依頼者さんの育児のサポートをしていますよ。
もちろん、「ここ最近は小さいお子さんと関わっていない」「よそ様の子を預かるとなると自信が…」という方も大丈夫! 先ほどもお伝えした通り、東京かあさんでは「認定シッター」の資格取得に必要な「居宅訪問型保育基礎研修」の受講をサポートしています。テキスト代を気にすることなく、ベビーシッターの基本をしっかりと学ぶことができますよ◎
ベビーシッターをするうえで大切なのは、「とにかく子どもが大好き!」「ママやパパを支えたい!」という気持ち。東京かあさんでは、そんなエネルギッシュなお母さんをいつでもお待ちしています! 事務局の手厚いサポートを受けながら、あなたもベビーシッターデビューを果たしてみませんか?