2020.12.21
今度こそ断捨離を成功させる!「モノを手放す」3つのコツ
掃除をするたびに「物を減らして家をすっきりさせたい。断捨離をしたい!」と思っても、「いつか使うかも」「思い出の品だから」と考えてしまって、捨てられない人も多いですよね。物を手放すことは、生活効率が上がり、精神的にもメリットがあります。コツを掴んで「断捨離」を成功させましょう!
目次
「断捨離」は3つの漢字が表す意味から成り立っています。
「断」:不要なものを断ち、取り入れないこと
「捨」:いらないものを捨てること
「離」:いつか使えるかも、という執着から離れること
成功させるためには、3つ目の「離」の考え方が重要かもしませんね。
「断捨離」をすることで、家の中がスッキリするだけではなく、さまざまな効果も期待できます。
・身の周りがすっきりとして開放的な気分になる
・探し物をする時間が減り、効率的な生活ができる
・本当に必要なものを買い物する習慣がつく
・物を売ることでお金を得ることができる
「捨てる」のが苦手な人はまず、物を捨てる=悪いことという頭の中の概念を覆すことから始めてみましょう。なかなか捨てることができない人は、捨てるという行為に次のような感情を抱いてないでしょうか。
・捨てることはもったいないこと
・思い入れがある物は大切にしたい
しかし、物は売ったり譲ったりすれば、新たな持ち主が有効的に活用してくれます。写真に残しておけば、見返したときに思い出を振り返ることも可能です。収納の奥底で眠っているより、写真として残した方が思い返すタイミングも増えるでしょう。
捨てることの概念が変わっても「いつか使うかも‥・」という考えは、なかなか払拭できないはずです。そんなときは、明確にルールを決めて断捨離を実践しましょう。例えば以下のようなルールです。
・1年以上使っていない物は捨てる
・この収納箱に入りきらない量の分は捨てる
洋服や靴などの身に着けるものなどは期間、コレクションなどの集めるものは量に関するルールがおすすめです。期間や量のルールを決めることで、物を手放す基準が明確になります。すると、なかなか捨てられなかったものも捨てやすくなります。また、すべて捨てるのではなく、譲ったり売ったりという手放す選択肢を常に持っておきましょう。
断捨離は1度にやろうとすると失敗しやすいものです。なぜなら、1度にやると時間がかかり「断捨離することは大変なこと」という認識がついてしまうからです。また、一気にたくさんの物を手放すことになるため、もったいないという気持ちを感じやすくなってしまいます。
そこで、断捨離する頻度にもルールを考えておくことをおすすめします。
・時間的ルール:1日10分だけ
・数量的ルール:1日2つは手放す
・範囲的ルール:今日はこのカゴの中だけ
・頻度的ルール:季節の変わり目に必ず行う
ポイントは、無理のないルールを作ることです。やらなければいけないというルールよりも、実践した方が精神的に楽になるようなルールを考えましょう。
断捨離することは、普段の生活を見直して暮らしの質を高くするいい機会になります。自分ルールをしっかり決めた上で、コツコツと断捨離を進めてみてください。年末の大掃除もきっと楽になりますよ!