2021.6.30
魚焼きグリルの汚れや焦げ付きはどうやって落とす?簡単に落ちる掃除方法や汚れ予防法
魚焼きグリルは、焼き魚はもちろん、お肉やピザ、グラタンなど何でも作れる万能アイテム!ですが使用することで、油汚れでギトギトし、焦げや臭いなどつきやすいもの。汚れをそのまま放置していると、魚焼きグリルでの調理も段々おっくうになってしまいます。そこで今回は、誰でも手軽に簡単にできる魚焼きグリルの掃除方法&予防法をご紹介していきます。
魚焼きグリルは、魚な肉などから落ちてくる油により汚れていきます。この油汚れは、グリルの網や受け皿に溜まっていくほか、庫内も汚れが付着しやすいので、こびりついてしまうと結構厄介。掃除が不十分であれば、臭いが発生することもあるので、使用後はすぐに掃除する癖をつけましょう。
魚焼きグリルは、主につきやすい汚れがこちらです。
・焦げ
・魚などから落ちる油汚れ
網に付きやすい汚れが「焦げ付き」で、魚や肉を焼いた際に焦げが少しある方がより美味しくなる事は知られていますが、焦げ目が付いてしまうほど焼けば、グリルそのものが焦げてしまうのです。また魚焼きグリルでの調理は、余分な油を網の下へと落としてくれる点はメリットですが、網や受け皿にその分だけの油汚れが残ってしまいます。
魚焼きグリルに付着した汚れは、使用した後すぐであれば簡単に落ちます。ですが、調理後しばらく放置してしまった場合、汚れは固まってしまい落としづらくなってしまいます。では早速、魚焼きグリルのパーツ別に、こびり付いた頑固な汚れの落とし方をご覧ください!
魚焼きグリルの網は、調理による油汚れや焦げがとても目立つ部分です。この箇所の汚れには、焦げ汚れには持ってこいの「重曹」を使って掃除をします。
①まず網が浸かれる桶か袋を準備しましょう。
②そしてその中に、40℃程度のぬるま湯1ℓと重曹を大さじ3杯入れてよく溶かしてください。
③その中で網を浸し、30分~1時間ほど置いておきましょう。
汚れが浮き出てきたら、スポンジや歯ブラシなどでこすり落としていきます。強力な汚れの場合、メラミンスポンジを使うと良いでしょう。
魚焼きグリルの受け皿は、魚や肉などから落ちる油を受け取る場所になるので、この箇所のメインは油汚れになります。そのため受け皿の掃除は、油汚れに効く「セスキ炭酸ソーダ」を使って掃除していきましょう。
洗う際には網と同じく、桶かゴミ袋を用意し、40℃ほどのぬるま湯1ℓに、セスキ炭酸ソーダ大さじ1を溶かし、受け皿を浸け込んでください。30分~1時間くらい置いておき、汚れが出てきたところで歯ブラシかスポンジ、またはメラミンスポンジなどでこすり落とせば完了です。
庫内は暗いうえに汚れもよく見えませんが、魚な肉などから飛んだ油で実はかなり汚れているのです。ですから庫内も定期的にお掃除をすると良いでしょう。魚焼きグリル庫内の掃除には、油汚れに強い「セスキ炭酸ソーダ」を使います。
①スプレーボトルなどに、水500㎖とセスキ炭酸ソーダ5gを入れてよく混ぜましょう。
②作ったセスキ水を、庫内にすみずみスプレーしていき、キッチンペーパーを汚れている箇所に貼りつけたら、30分~1時間置きます。
③汚れが浮き出てきたら、スポンジや歯ブラシ、メラミンスポンジなどでこすり落とし、仕上げに水拭きをして完了です。特に汚れが頑固な場合は、何回かこの作業を繰り返して行ってください。
ここまで説明した通りにお掃除を行っていけば、よっぽど強力な汚れでない限り、グリルは綺麗で清潔な状態をキープできること間違いなし!ですが少しでも、お掃除する時は簡単に終わらせたいものですよね。そこでここからは、使用する前に少しのひと手間でお掃除を簡単にする方法をご紹介します。
網にアルミホイルを敷いて調理すれば、受け皿と網の両方とも油で汚さずに済みます。調理後はアルミホイルを捨てるだけで、網も受け皿もほぼ掃除しなくても綺麗な状態です。ですが、アルミホイルを使用する場合としない場合とでは、焼き具合が異なってきますので、その点は注意してください。
こちらは既にご存じな方も多いかと思いますが、グリルを使用する前に、水300mlと片栗粉大さじ4杯を受け皿に入れて混ぜ合わせておきます。
この状態で魚を焼くと、受け皿に落ちた油が片栗粉と混ざり合って、調理後に片栗粉が固まるまで待ったら、受け皿から剥がして捨てるだけです!固まった片栗粉は、簡単に剥がすことができるので、簡単に油汚れを処理することができます。
調理後のお掃除にも使用した重曹ですが、実は調理前にも大活躍するのです。重曹での掃除方法は、水300mlと重曹大さじ4を受け皿に入れてよく混ぜておきましょう。調理後は、そのまま水で洗い流せば、受け皿がどんどん綺麗になっていきますよ。
「グリルストーン」は、最近では100円ショップなどでも購入できるので、格安で手に入れられます。ぱっと見はただの砂利のようですが、受け皿にグリルストーンを敷けば、油を吸収し、臭いもおさえてくれます。さらには石の遠赤外線効果で、魚やお肉をふっくらと焼きあげたりと嬉しい効果も期待できるのです。
使用期間は3回ほどで交換が必要ですが、魚焼きグリルを綺麗なままキープできるうえに、料理もおいしく仕上がるので、一石二鳥です!
・魚から落ちる油が、グリル汚れの原因に
・網は重曹、受け皿と庫内の掃除はセスキ炭酸ソーダを使って落とす
・網、受け皿それぞれに適した予防アイテムがある。
今回は、魚焼きグリルの掃除・予防方法をご紹介してきました。魚焼きグリルは、「重曹」と「セスキ炭酸ソーダ」この2つのアイテムがあれば、誰でも簡単に汚れを落とすことができました。こびり付きすぎてもう落ちないかも…といった汚れも、解決してくれること間違いなしです!