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気になる!家事代行のメリット・デメリットを徹底分析

2021.6.29

気になる!家事代行のメリット・デメリットを徹底分析

ミソシル編集部

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第2のお母さんとなって、育児や家事をサポートする”おせっかいな”ご家庭サポート「東京かあさん」によるWEBメディア『ミソシル』は、働く女性や子育て中のママたちに役立つ情報やニュースをお届けします。

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近年ぐっと身近になってきた家事代行サービス。家事を代わりにやってくれるのなら大助かり!利用してみようかしら?と気になっている人も多いのではないでしょうか。でも一方で、本当に安心して任せられるの?料金がすごくかかるのでは?という心配も。今回は家事代行サービスの具体的な内容や利用するメリットとデメリットをご紹介します。

家事代行サービスって、どんなことをやってくれるの?

家事代行サービスとは、文字どおり自宅の「家事」をほかの人に「代行=代わりに行なってもらう」サービスのこと。掃除や洗濯、料理といった誰もが毎日のように行なっている「家事」のほとんどを依頼することが可能です。

もちろんサービス会社によって内容は変わりますが、具体的な例としては以下のような家事をお願いすることができるようです。

・部屋の片づけや掃除
・食器洗い
・キッチン、お風呂、洗面所、トイレなど水まわりの清掃
・バルコニーや庭の清掃
・洗濯、アイロンがけ、たたみもの
・窓拭き
・靴磨き
・日用品の買い物
・料理の作り置き

※サービス会社によって、依頼できる家事内容は変わります。

日常的な「家事」の代行となるので、利用する掃除用具や洗剤、調理器具などは依頼者の自宅にあるものを使用するのが一般的です。

対象外となるサービス①ハウスクリーニングに値する家事

・エアコンや換気扇の内部清掃
・洗濯機の内側清掃
・室外機清掃

上記のような、普段の日常的な家事では掃除しないプロの技術が必要になる「ハウスクリーニング」という作業までは依頼できません。家事代行サービスを提供している会社の中には、ハウスクリーニングサービスを提供している会社もありますが、家事代行よりも費用はかかります

対象外となるサービス②専門性が求められる作業

・介護や介助
・自宅での医療行為
・家具の組み立てなど危険を伴う作業
・重い家具や荷物の運搬

「一般的な家事」の範囲を超える、専門性を必要としたり、危険を伴う作業もサービスの対象外となります。

依頼したい家事の内容は家庭によってさまざまに異なることから、最近では依頼者が希望する内容に対してオーダーメイド的に対応してくれるところが増えているのも、家事代行サービスの人気が高まっている理由のひとつです。

ここもチェック!家政婦との違い

家事を代わりにやってもらうということから、家政婦と家事代行サービスが混同されることがあります。でも、この2つは雇用形態に大きな違いがあります。

家政婦を依頼する場合は、家政婦紹介所などを通じて紹介を受けるのが一般的ですが、契約は家政婦と利用者が直接結ぶ必要があります。そのため、相性が合わなかった場合は契約解除なども含めて直接交渉する必要があるほか、万が一物損などのトラブルが発生した場合にも当事者同士で解決する必要があります。

一方、家事代行サービスを利用する場合は、派遣されるスタッフは会社と雇用契約を結んでいます。スタッフ採用の段階で一定の基準を設けているので信頼できるうえ、派遣されるスタッフと相性が合わなかったとしても、会社にその旨を伝えればスタッフ交替などに対応してもらえます。雇用上のトラブルが発生しないのが何よりの魅力です! 

また、家事代行サービス会社は基本的にどの会社も損害賠償保険に加入しているため、万が一家事作業中に物損事故などが発生しても、しっかりと補償を受けることができます。

さらに、家政婦であれば以下のようなサービスをしてくれる方もいらっしゃるでしょう。

・宅配便や郵便物の受け取り
・犬の散歩やベビーシッター

 

家事代行サービスを利用する10のメリット

ある調査によると家事代行サービス利用者の95%以上がサービスに「とても満足している」「まあ満足している」と回答、今後も利用したいと考えているといいます。これほど支持率の高い家事代行サービスのメリットを細かく紹介&分析してみましょう。

家事代行のメリット①時間にゆとりができる

共働き家庭も、一人暮らしをしている人も、仕事と家事の両立は大変。帰宅してホッと一息つく間もなく、料理を作ったり掃除や洗濯をしたり。さらに子育てが加わると、自分の時間を楽しむどころか睡眠時間さえ思うように確保できないという厳しい現実が…。

家事代行サービスを利用すれば、家事に割いていた時間が自由に使えるように! 

家事代行のメリット②ストレスが減る

家事に割く時間がないと、たまってくるのが「部屋を片づけなければ!」「掃除をしなければ!」「洗濯をしなければ!」といった常に「やらねば」がつきまとうストレスです。誰かが代わりにやってくれるだけで、精神的な負担から解放されて、ぐっとラクになります。

家事代行のメリット③肉体的負担が減る

ラクになるのは心だけではありません。どの家事にも多大な労力や手間がかかります。その分、肉体的な負担も大きくヘロヘロに。

特にワンオペで家事もこなしているという主婦(主夫)にとっては、精神的なストレスに加えて「体がついていかない」というリアルで切実な問題がつきもの家事を代行してもらっている間にティーブレイクしたり、ちょっと横になってパワーチャージも夢ではありません。

家事代行のメリット④自宅が快適になる

ゴミや衣類が散乱、キッチンには洗いものが山積み、浴室やトイレにはカビがポツポツ…。自宅がこんな状態では、快適な暮らしはとても送れません。

家事代行サービスを利用すれば、自宅が清潔で快適な場所へと生まれ変わります。特に家で過ごす時間が長くなった今、疲れていても忙しくてもきれいに片づいた家でくつろげるのは、物理的&精神的に大きなメリットです。

家事代行のメリット⑤心に余裕が生まれる

家事代行サービスを利用して家事にかかる時間と手間を減らせれば、日々の生活はもちろん心にもゆとりが生まれます。

仕事や子育てが思うようにいかない!という悩みも、心に余裕が生まれることで解決できる可能性も。何より心にゆとりがあれば、自然と笑顔が増えますよ。

家事代行のメリット⑥プライベートが充実する

家事や仕事、育児に追われていると、自分の時間を楽しむどころか捻出することさえ難しいですよね。また、普段忙しい人ほど、せっかくの休日ぐらいは家事ではなくショッピングや趣味など自分の好きなように時間を使いたい!と思うのも当然のこと。

家事代行サービスを利用すれば、それまで家事にあてていた時間が自由に使えるようになるので、友人と過ごしたり趣味に没頭したり、プライベートな時間を充実させることができます

家事代行のメリット⑦家族とのコミュニケーションが増える

時間と心にゆとりができることで、家族とのコミュニケーションが増えるという点も見逃せません。家事をほかの人に代わってもらうことで、普段は忙しくてなかなかとれない夫婦の時間や子どもとの時間をとれるようになるので、会話や笑顔が自然と増えて家族間の風通しがよくなります。

家事代行のメリット⑧休日や週末をまるまる有効に活用できる

仕事が忙しい共働き家庭や単身サラリーマンに多いのが、掃除や片づけ、洗濯、食材の買い出しといった家事は休日や週末にまとめてやるというパターン。これではせっかくの休みをフルに楽しむことも十分な休養をとることもできません。例えば、平日などの仕事中に家事代行サービスを利用すれば、仕事後はすっきり片づいたきれいな部屋に帰ることができるうえ、休日はまるまる自由に活用することができます。

家事代行のメリット⑨仕事の質が高まる

あともう少しだけ仕事に時間を割けたら…と思っている人は、家事を代わりにやってもらうことでその時間が確保でき、キャリアアップにつなげられる可能性も。休日も家事に追われることがなくなるので、ゆっくり休めて体も心もリフレッシュ!シャキッとした状態で仕事に臨めるのではかどり具合も違ってくるはずです。

家事代行のメリット⑩暮らしの質と意識が向上する

例えば、洗濯&アイロンがけを依頼すれば、毎日清潔でパリッとした服を着て気持ちよく過ごせます。また、寝室を片づけてもらい、シーツ類の洗濯とベッドメイキングを頼めば、夜はとても気持ちよく眠りにつくことができます。こうして暮らしの質が上がれば、毎日の充実度も違ってきます。この快適さを少しでも長くキープしようと、片づけやものを元に戻す習慣が身につくことも。

家事代行サービスのスタッフは主婦経験が豊富で家事スキルが高いので、料理や掃除のコツを教えてもらえたり相談に乗ってもらえます。とにかく家事が苦手で…、どうやったらいいのかわからない…という人は家事のハードルが低くなり、意識は自然と高まるかも。

 

家事代行サービスを利用する6つのデメリット

いいことばかりのように思える家事代行サービスですが、どんなことにもメリットがあればデメリットもあります。実際に利用するにあたって知っておきたいデメリットには、どんなことがあるか考えてみましょう。

家事代行のデメリット①お金がかかる

当然のことながら、家事代行サービスの利用にはお金がかかります。需要の高まりとともに料金の低価格化も進んでいるとはいえ、事業者、地域やサービスの内容にもよりますが相場は1回2〜3時間で10,000円程度。週1回定期的に頼むと平均して、月に4万円以上で、年間にすると48万円もの出費になります。

会社によっては入会金や年会費が必要なところ鍵の保管料といった別途料金や曜日・時間帯による割増料金がかかるところもあります。

それだけのお金を払う価値が本当にあるか「費用対効果」を考え、できるだけシンプルでわかりやすい料金体系の家事代行サービス会社を選ぶことがデメリット回避の重要なポイントです。また、定期利用ではなくどうしてもお願いしたいときだけスポット利用するというのもひとつの方法です。

家事代行のデメリット②プライバシーに関するリスク

どの家事代行サービス会社も基本的に担当スタッフの採用や研修には力を入れているので、不在時でも安心して任せることが可能です。とはいえ、他人を家に入れることに抵抗があったり、ストレスを感じる人は多いよう。会社はスタッフと機密保持契約を締結しているはずなので(依頼時に要確認)、自宅や自分に関するプライベートな情報が漏洩するリスクは高くありませんが、完全にゼロではありません

心配ならば、万が一の場合に備えて、他人には知られたくない趣味や嗜好に関するものやプライベートな書類などは鍵をかけて見えないところに保管しておきましょうまた、スタッフの言動に少しでも不審な点を感じたら、すぐに家事代行サービス会社に相談することをおすすめします。

家事代行のデメリット③盗難や損壊に関するリスク

どんなにしっかりとした管理体制をとっている会社に依頼したとしても、盗難や損壊に関わるリスクがないわけではありません。基本的にはどの会社も万が一の事故に備えて損害賠償保険に加入しているので(依頼時に要確認)、床が傷ついたり、家具や食器が壊れた、高価なものやブランド品がなくなった…などのトラブルは、金銭面での補償をしてもらえる可能性があります。

とはいえ、一点ものだったり、思い出があるものなどはお金では解決できないですよね。どうしても盗難や損壊などを避けたいものがある場合は、事前にスタッフの手が届かないところに保管しておく必要があります

家事代行のデメリット④仕上がりに不満が残る

家事代行サービス会社またはスタッフとのやりとりがうまくいかなかったり、限られた時間内での依頼内容が多かったりすると、思っていたよりキレイになっていない、作業が終了していないと不満に感じるケースも。

特に掃除の場合は、依頼時に対象箇所を確認したうえで適切な料金プランを提案してもらうのが一般的ですが、実際に作業をしてみると思ったよりも時間がかかる場合があります。また、一か所を100%で仕上げるのか、数か所を80%で仕上げるのかでも時間配分が変わってきます。

ほかの家事も同様で、いくつかの作業を依頼しても時間内にすべて終了するとは限りませんそうならないためには、事前の打合せでスタッフとコミュニケーションをはかり、依頼内容に優先順位をつけておくことが大切になってきます。

家事代行のデメリット⑤スタッフによってサービスの品質が違う

一般的に家事代行サービス会社は、スタッフに研修を実施するなどしてサービスの品質が一律になるように努めています。でも、現実問題としてサービス品質を統一するのは難しく、担当スタッフによって仕上がりに違いが出る場合があります

派遣やアルバイトのスタッフも多いので、依頼する家事代行サービス会社やスタッフをきちんとチェックしなければ満足できるサービスが受けられない可能性は否めません。

家事代行のデメリット⑥担当スタッフと合わないことがある

家事代行サービスを定期利用で契約すると、担当スタッフを固定してくれる場合が多いもの。でも、そのスタッフと相性が合わないケースもあります。家事をしてもらうだけだから気にしないという人もいますが、掃除や料理などにこだわりがある場合は、それを理解し受け入れてくれるスタッフじゃないとツラいですよね。

また、作業を快適にスムーズに進め終えてもらうためにも、やはりスタッフとのコミュニケーションは重要になってきます。このスタッフとは意思疎通が難しいと感じる場合、その旨を気持ちよくわかって別のスタッフに代えてくれる会社を選ぶこともポイントです。

 

家事代行ではなく「第2のお母さん」を持つという選択肢も

 

家事代行サービスは、単身男性のほかに、子育て中の共働き夫婦の需要の高さが目立ちます。特に、近くに頼れる親がいない子育て家庭は、物理的なサポートと同時に、精神的なサポートも必要としている場合も。

家事代行よりも、もっと痒いところに手が届く、もっと家族みたいに頼れる、もっと小さなことでもお願いできる、そんな細やかなサービスを受けたいという人に最適なのが、「近所に第2のお母さんを持つ」がコンセプトの「東京かあさん」です。

熟練主婦が個人家庭に訪問し、家事や育児、ペットのお世話をお手伝い。ときには料理や掃除のコツを教えたり、まるで親子のような関係でサポート。基本的には何を頼んでもOKで、頼まれていないことでもついついやってしまう「おせっかい」も、まさにお母さんそのもの! 専任のお母さんが自分の子どもに寄り添うように、臨機応変に希望に応えてくれますよ。

「東京かあさん」のサイトを見る

 

この記事のここがミソ!

家事代行サービスにはメリットが多いが、デメリットもある

利用するなら、内容と価格のバランスのとれた、信用できるサービスを

物理的なサポートだけでいいのか、助けてほしいことを明確にする

核家族化が増え、家事にも育児にも十分な手が回らない家庭が多い中、この先ますます需要が高まるだろう家事代行サービス。月に2~3万円ほどの料金で、時間や気持ちにゆとりが生まれるなら、決して贅沢すぎるとはいえません。

利用を検討している人は、メリット・デメリットをよく考えたうえで、自分の希望や目的に合ったサービスを選びましょう。

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